大切にしているものが、日々の選択を生み、やがて生き方の軸になる
価値観とは、自分が大切にしているものです
自由
責任
信頼
挑戦
調和
貢献
使命
人は誰でも、自分の中に大切にしている価値観を持っています
その価値観は、日々の仕事や人間関係、人生の選択の中で、自分を前に進める力になります
一方で、同じ価値観が強く働きすぎると、過剰なアクセルや過剰なブレーキになることがあります
責任を大切にするからこそ、一人で抱え込みすぎる
自由を大切にするからこそ、関わりを避けすぎる
調和を大切にするからこそ、本音を飲み込みすぎる
成果を大切にするからこそ、自分や相手を追い込みすぎる
価値観そのものが悪いのではありません
大切なのは、その価値観が今、自分の中でどのように働いているのかに気づくことです
価値観は、日々の選択を通して信念へと育ち、その人の生き方を支える軸となる
価値観の奥に、あらかじめ信念が隠れているのではありません
価値観が、日々の選択、行動、経験の積み重ねを通して、少しずつ信念へと育っていきます
信念とは、価値観が経験によって形づくられ、自分の考え方や行動を方向づける軸になったものです
たとえば、責任という価値観を大切にしている人が、
「任されたことは、最後まで自分でやり切る」
という選択を重ねていくと、やがて、
「任された以上、一人で最後までやり切らなければならない」
という信念に育つことがあります
その信念は、自分を前に進める力になる一方で、強く働きすぎると、抱え込みや無理につながることがあります
また、責任を大切にしているからこそ、
「失敗すると責任を問われる」
という経験を重ねると、
「動かない方が安全だ」
という信念に育つこともあります
この場合、同じ責任という価値観であっても、行動の出方はまったく違います
一方は、一人で抱え込む方向へ
もう一方は、挑戦を避ける方向へ
だからこそ、価値観・信念カードでは、価値観を選ぶだけではなく、その価値観がどのような経験と結びつき、どのような信念へと育っているのかを見つめていきます
価値観マップで、現在と未来を見つめる
価値観・信念カードでは、48の価値観カードを使いながら、自分にとっての重要度を見つめます
そして、その価値観が今、どのように働いているのかを、価値観マップの上に置いて確認していきます
今の自分を前に進めている価値観
踏みすぎているアクセルになっている価値観
自分を守っているブレーキになっている価値観
止まりすぎているブレーキになっている価値観
現在の自分を否定するためではありません
これまでの自分を支えてきた価値観に気づき、その働き方を見つめ、これからの未来に向けて、よりよい使い方へ整えていくためです
最後に作るのは、自分だけの問いカード
価値観・信念カードの目的は、信念を決めつけることではありません
「私はこういう人間だ」と固定するためのものでもありません
大切なのは、過剰なアクセルやブレーキが動き出しそうな時に、自分を整え、選び直すための問いを持つことです
これは一人で抱える責任か
それとも、協力して果たす責任か
これは本当に自由を守る行動か
それとも、関わりを避けているだけか
私は今、相手を支援しているのか
それとも、相手の力を奪うほど介入しているのか
問いは、自分を責めるためのものではありません
問いは、自分を整え、未来に向けて価値観を使い直すための入口です
価値観を知り、信念に気づき、問いで選び直す
価値観・信念カードは、現在作成中のカードです
48の価値観カードと、価値観から育った信念を見つめるカードを使いながら、自分の内側にある大切なものを確認していきます
そして最後には、自分だけの問いカードを作成します
価値観を否定するのではなく、成熟させる
信念を責めるのではなく、見つめ直す
行動を変える前に、問いを入れる
価値観・信念カードは、自分の仕事、人間関係、人生の選択を、より自分らしく整えていくためのカードです


